農作業に悪戦苦闘
草引き、肥料やり、炎天下での害獣ネット貼り、腰をかがめての剪定や手摘みの収穫作業…。慣れない農作業は想像の何倍もの重労働でした。そして初の収穫はわずかな葡萄だけ。それでも期待を込め醸造しましたが、色素が出ずにロゼワインとして販売。「零ゼロ」と名付けたのは、まだ一歩も進んでないという悔しい思いからです。
挑戦はまだまだ続く・・・
その後、京都学園大学・バイオ環境学部の教授、学生が加わり、「亀岡葡萄畑プロジェクト」に改名し、今では6次産業と言われる農業生産、加工業者、販売店が一体となる取り組みはもとより、新たに教育機関が携わるという日本では類をみないプロジェクトへと成長しています。