このプロジェクトは、休眠していたワイン用葡萄畑「福岡ヴィンヤード」を復活させる為に立ち上げたものです。
その畑は、世界の名立たる銘醸ワインを生む「カベルネ・ソーヴィニオン種」が植えられており、その葡萄から造られたワインは余韻こそ短いものの、まるでボルドーの上質なワインを思わせる風味を持ち合わせていました。
体調を崩し葡萄作りを断念した栽培家、再開を待ち望むワイナリー、ワイン愛飲家に届けたい酒販店、その三者の想いを一つにし、2013年3月「亀岡葡萄畑復活プロジェクト」を発足させたのです。その後、京都学園大学・バイオ環境学部の教授、学生が加わり、「亀岡葡萄畑プロジェクト」に改名し、今では6次産業と言われる農業生産、加工業者、販売店が一体となる取り組みはもとより、新たに教育機関が携わるという日本では類をみないプロジェクトへと成長しています。
これまでの取り組み
出来事 | 畑作業 | 商品化 | ||
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2008年5月 | ● | 丹波ワイナリーにて初めて亀岡カベルネ・ソーヴィニオンをテイスティング | ||
2011年 | ● | 2009年ヴィンテージを最後にリリース終了 | ||
2012年 | ● | 栽培家 福岡氏が体調不良の為、葡萄栽培を断念したことを聞く | ||
2012年9月 | ● | 秋頃より、丹波ワインを通じて栽培家にサポート活動を依頼 | ||
2013年3月 | ● | 亀岡葡萄畑復活プロジェクトを発足 | ||
2013年4月 | ● | 作業開始 | ||
2013年9月 | ● | 復活後初の収穫。収穫の遅れと、晩腐病の為収穫量わずか | ||
2013年10月 | ● | 丹波ワインにて醸造。 色素が出ないため、ロゼで仕上げることに。赤ワインを断念 |
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2014年3月 | ● | 京都学園大学・バイオ環境学部の学生2名が畑作業に加わる | ||
2014年4月 | ● | 「零SAKURA」ロゼワインリリース 限定187本 | ||
2014年5月 | ● | 亀岡葡萄畑プロジェクトに改名 | ||
2014年6月 | 京都学園大学・バイオ環境学部の教授と協議の上、正式に学生が携わるプロジェクトへ | |||
2014年9月 | ● | 復活後2回目の収穫。色付、成熟度合いも昨年を大きく上回る出来 | ||
2014年10月 | ● | 赤ワインとして1,500本を製品化。木樽5本で樽熟成を行う | ||
2014年11月 | ● | 3年後の収穫を目指して、白ワイン用(シャルドネ)畑を開墾 | ||
2014年12月 | ● | 京都学園大学バイオ環境学部と丹波ワイン(株)が正式に連携協定に調印 | ||
2015年3月 | ● | 3年目の作業開始 | ||
2015年7月 | ● | 京都学園大学にて食品開発センター竣工。ワイン醸造設備導入予定 | ||
2015年9月 | ● | 復活後3回目の収穫 | ||
2015年10月 | ● | ステンレス発酵が終わり、樽熟成へ | ||
2016年3月 | ● | 亀岡復活後初の赤ワインを2種類計600本を発売予定 |